寒露 -朝晩の冷えが深まる頃

1日の寒暖差が10℃以上になる日もあり急に肌寒く感じる日もでてきましたね。

この時期は気圧や天候そして気温などの変化が大きいため、身体も影響を受けやすくなっています。

この変化に順応しようとするだけでも、身体は十分頑張っているんですよ。

なので、しんどいな辛いなと思ったらまずは自分の体に優しく。

無理に動いて後々疲れを引きずる前に、さっと休んで身体をいたわってあげてくださいね。

季節の移り変わりを楽しみながら、自分の身体と心とも上手に付き合っていけると良いですよね。

そのためにも、できることを。

この時期を元気に過ごすポイントをまとめました。

オススメの食べ物は栗

栗は、疲れやすい、足腰がだるい、聴こえにくい、または耳鳴りが気になるという方に優しくはたらきかけてくれます。

また滋養強壮や止血・収れん作用もあるので鼻血や慢性の下痢、じっとしていても汗をかく方にもおすすめですよ。

美味しい栗ですが、目安は一日6粒くらい。

食べ過ぎることなく、しっかり良く噛んで食べてくださいね。

栗ご飯も元気が出るのでオススメです!

甘栗でもOKですよ。


そろそろ土用入り。良く噛んで食べましょう。

2024年は10月20日から秋の土用入り。

11月7日に立冬を迎えるまでが土用の期間にあたります。

この秋の土用は、冬に向けての季節の変わり目の時期。

次の季節を迎えるために準備をする期間とも言えます。

冬支度をするための大切な時期ですね。

身体が次の季節を迎えるためには、特に胃腸をいたわると良いとされています。

そのために手軽にできることと言えば、良く噛んで食べること

まずはよく噛んで、胃の負担を減らすことから始めてみてくださいね。

食欲の秋で美味しいものがたくさんありますが、焦らずゆっくり一口ずつ味わって。

秋の味覚も美味しくじっくりといただくことをおすすめします。


寝る時は毛布を一枚用意

明け方急に寒く感じることの多い時期です。

それでも夕方までは室内はまだ暑い時もあり、睡眠時も薄着になりがち。

そんな日でも寝るときはお布団と毛布と、できれば温かさを選べる寝具をそばに置いてお休みくださいね。

特に寒く感じたままだと、眠りも浅くなります。

また、秋に引く風邪は喉から入りやすいもと言われています。

寒さで目覚めて、さらに喉が痛い!という事にならないためにも、心地よくぐっすりと温かいものにくるまって身体を休めてくださいね。


起きる準備で朝の動きが変わる

朝、ガバッと飛び起きた後に、フラフラッとした経験がある方も多いかと思います。

寒露の名の通り、朝方には露が出来るくらいに冷えて寒い朝は、筋肉はほぐれていないので身体が動き出す準備が十分に出来ていない状態。

そんな時には布団の中で身体を少しずつ動かしていくと、起きた時に動きやすく朝の身支度やゴハン準備がしやすくなり身体が軽く感じますよ。

私、山中も続けていますが、起きた時や冷蔵庫の物を取ろうとかがむ時に、身体がしなやかに動く感じがしています。

オススメの動きは次の6つ
 ❶ウーンと背伸びをする→寝ている時に縮こまっていた身体をゆるめる
 ❷両手バンザイしたまま両膝を立てる→脇腹を伸ばして呼吸しやすくなる
 ❸膝をゆっくり左右に倒す→脇腹〜腰周りをゆるめる
 ❹膝のウラを手で軽くさする→膝の動きとリンパの流れを良くする
 ❺両方の足首を曲げ伸ばし→バランス感覚を目覚めさせる
 ❻両足の指を大きく曲げ伸ばし→しっかりと立つ準備
  *足の指は親指から順番に1本ずつ動かそうとすると更にに効果的ですよ
 ❼四つ這いになり前後に身体を揺する→背中や肩周りをゆるめる

寒くなってきた朝、いきなりエンジン全開で身体を使うと、思う以上に身体に負担がかかります。
布団の中で起きる準備を大切にしてくださいね。


お知らせ

それでもなんだか身体がだるい、スッキリしない、などの不調が続く方やご自身に合った方法を知りたい方は、オンラインカウンセリングをご利用ください。

ただ方法をご紹介するのでなく、お一人おひとりの原因がどこにあるかを見つけ、より取り入れやすく続けることができるご提案をいたします。

カウンセリングやアクセスバーズのご予約は、公式LINEからもお受け出来ます。


11月8日(金)青木の母校「薬日本堂漢方スクール」東京南青山校にて開催の「秋の漢方イベント」に出店します。

星読み漢方カウンセリングは、おかげさまで満席になってしまいましたが

ねむねむ茶の試飲販売はしておりますので是非是非、遊びにいらしてくださいね。