芒種-ジメジメに負けず梅雨から夏へ身体支度

麦を刈り取った後に、芒のある植物の種まきをする時期と言われています。 大地にもエネルギーが満ちる時期ですね。 夏至を前に毎日暑い日が続きますが衣替えなどもお済みでしょうか?
すでにマスクで外出するだけでも夏の猛暑が思いやられますが、早々に夏バテしないように、
また熱中症にも気をつけるべく梅雨前の養生をしっかりとしていきましょう。
この時期の養生デザインからのおすすめポイントはこちらです。

⒈ 梅をほどよく取り入れて、梅雨対策+夏バテ対策

私たち養生デザインのふるさと福井は梅の産地。 この時期になると梅の収穫の話があちこちで聞かれます。
 梅は疲れたときや、下痢、運動などで汗をかいた身体にとても優しく働きかけてくれます。
梅雨時期特有の身体の重だるさから食欲がでない時には、梅シロップで少し食欲を刺激してみるのもおすすめですよ。また、のどの炎症や痛みを和らげるにも一役買ってくれます。エアコンなどが原因で喉の不快感を覚えるときなどにもお試しくださいね。
 梅干しもぜひ取り入れていただきたい食べ物のの一つです。お弁当に入れておくと腐りやすさを緩和してくれますし、疲労回復や食欲増進にも役立ちますのでぜひ一日一粒お試しあれ。
お弁当の管理も気になる季節になります。上手に活用して、夏バテにも備えていきましょう。
梅シロップや、梅酒、梅干しなど梅仕事を楽しむこともおすすめです。

⒉ 水分補給は一口ずつで摂りすぎを防ぐ

水分補給。真面目に飲んでいるけどなんだかお腹がチャポチャポしたり余計身体が重だるく感じる… そんな経験はありませんか?
 水分をこまめに摂るのは良いですが、飲み方も大切です。 ”ゴクゴク” でなく ”チビチビ” と飲む。
一口ずつ喉に染み渡らせるイメージで飲んでみてくださいね。 ◯リットル摂らなくちゃ!と頑張ってみても、飲み過ぎて胃腸の機能が下がると結局体調が崩れてしまいます。 コツは喉が乾く前に少しずつカラダに水分を染み込ませるように飲むこと。もちろん、汗をかいたら少しずつ補給していきましょう。 これも夏バテ予防のひとつになりますよ。

⒊ しっかり睡眠で身体を休める

 マスクで息がしづらい上に暑さも加わってきて、普段よりお疲れを強く感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さらに夜は過ごしやすく、これが終わったらあれを観たら…と過ごしていると、ベッドに入ったものの眠る時間がどんどん短くなります。
 翌日できることは翌日に回し、明日元気に動くために身体をゆっくり休めましょう。休むことも養生法の1つで、食べることや動くことと同じくらい大切です。
睡眠の質を上げるポイントは、胃腸と眼をしっかり休めること。 遅くに食べてゴロンと横になりスマホを触りながら寝落ち…zzz では、眠っているようでも身体はしっかりと休まっていません。 生活リズムも季節も変化のある時期ですので、早めに眠って翌日スッキリと動けるように体調を回復しましょうね。

⒋ 上手に汗をかいて、身体の水はけを良くする

汗をかくと、体温を調節するだけでなく身体の中の湿り気(湿邪)を追い出し浮腫みや冷えをやわらげていきます。
ただ、汗をかく機能も歳を重ねると共に衰え上手に汗がかけなくなっていきます。
若い頃はサラッとしていたのに、なんだか汗がベタベタして気持ちよくない。あるいは急に大汗が出たり、反対に汗をかかなくなってきたなど心当たりありませんか?
こうした汗の変化は、加齢や運動不足などから発汗機能と体温調節機能が低下することで起こります。
さらに、今の時期頃から屋内で動き始めるエアコン。
現代は猛暑も相まって涼しい屋内で過ごすことが多くなり、汗をかく力を以前よりも自然と使わなくなっています。汗を出す汗腺も、筋肉と同じく使わないと働きが次第に鈍くなっていきます。

では、上手に汗をかいて水はけ良い身体にするには?
歩く・自転車に乗るなど軽い運動がオススメです。今回は歩く際のポイントをお伝えします。

歩く際のポイントは…
❶いつもより10分間長く
❷ゆっくり→速く→ゆっくりと強弱をつける
10分間と書きましたが、目的は上手に汗をかく体になること。体感的な目安はジワっと汗が出てくるくらい。

汗を上手にかけると、身体の中の湿気を出し浮腫みや冷えを和らげたり、熱がこもって起こる夏バテを防ぎやすい身体になっていきます。
エアコンや冷たいもので体の熱を冷ますことも勿論大切ですが、本格的な暑さを迎える前の今の時期から自分の体の力でも体温調節しやすく水はけ良い身体になる様にしていきましょう。
活動がまだまだ制限された中にはなりますが、屋外でのアクティビティや地域行事など太陽の下で汗をかく機会に参加することもオススメです。

 

この時期のオススメ養生ポイントは以上の4点です。
どうぞ皆様それぞれのほどほど具合で養生してくださいね。