穀雨 -田や畑の準備が整いやわらかな雨が降るころ

今日から穀雨。
穀物を育てるための恵みの雨がしっとりと降る頃です。
穀物への恵みはありがたいのですが、雨が降り湿気が多くなると外の湿気と身体の中の余分な水分が同調し、身体全体が重だるく感じやすくなります。
先日、春の土用に入り早いもので春もそろそろ終わりです。
季節の変わり目で胃腸の調子が崩れたり、疲れや身体がだるく感じやすくなっていませんか?
感染症の拡大予防のためにお家で過ごす時間も多くなり、食事の事を考えるのも嫌になっている主婦の方も多いかと思います。
どうぞ手を抜きながら、気持ちも休めながら。
でも出来ることは気をつけて。
暴飲暴食しすぎずに楽しい季節をお過ごしくださいませ。
私たち養生デザインがお伝えする、この時期のおススメ養生ポイントは次の4つです。

1.オススメの食べ物はじゃがいもと大豆

土用の時期のオススメの食べ物といえば黄色い食べ物。じゃがいもは胃にたまった余分な熱を冷まして鎮めてくれる働きがあります。程よい甘さが胃を優しく労わってくれますよ。また、元気を補ってくれる食材でもあります。なんだかやる気が出ない、気が重いと感じるとき、ぜひ食べてみてくださいね。
また、大豆は消化不良やお腹の張りのお助け役。こちらもなんとなく家にいると食べすぎてしまうという方はぜひ取り入れてみて下さい。むくみにも良い仕事をしてくれるので、塩気の多い食事で水分が上手く排出できなかったり、体が重だるく感じる日にもおススメです。

2.よく噛んで食べる 

胃腸を大切にする時期。何を食べる?の前に大切にしていただきたいのがよく噛むこと。
普段食べる一口は何回噛んで食べますか?
目標は30回です。
目の前の食事に集中せずに、忙しいから時間がないからと噛まないまま飲み込んでしまうと
胃に負担がかかります。結果的に身体が重だるく感じ効率が悪くなってしまうことにもなりかねません。
まずは自分が何回噛んで食べているのかを数えてみましょう。そして、それよりも1回プラスして噛むことから意識してみてくださいね。
また、食べすぎた次の日には少し食事を軽くする 、思い切って夕食を抜いてみる(寝る8時間前から食事をやめて胃の中を空っぽにする) のもオススメです。
外でお仕事されている方は夕食を抜くことは大変かもしれませんが、ただいまテレワーク中の方はぜひ挑戦してみてください。運動不足なのに食べてすぎを感じている方には特におすすめです。

3.お腹を冷やさない   

今年の春はなんだかいつまでも肌寒く、かと思えば急に半袖でもいられるような暑さに見舞われる日もちらほら。
暑い日にはアイスクリームや冷たい飲み物が美味しく感じられますね。
ところが今は土用の最中。暑いからと言って冷たいものを取りすぎは要注意です。
夏が近づいているとはいえまだ季節の変わり目で胃をいたわる時期、
胃を守るという意味でも冷やし過ぎには気をつけて。
身体の内側と外側の両方から冷やさない工夫と、冷やしすぎたら温め直す事を覚えておいてくださいね。

身体の内側からは
・冷たいものを食べたり飲んだりした時にはお白湯でリセットする。
・ネギや生姜など温め食材をプラスする。
外側からは
・腹巻やレギンスなど肌着一枚分くらいで保温する

を少し心がけてみてくださいませ。

4.こまめに水分補給 

こまめに水分補給。
よく言われますが “こまめ”はいったいどのくらい?と感じたことはありませんか。
みなさんのお話を聴いていると、このほどほど具合が意外と難しそうに感じます。
目安は、1時間に1回くらいひと口コクンと飲む。
1時間と書きましたが、ポイントは「喉が渇いた」と感じる前に飲むということ。

喉が乾いた時には、実は脱水症状の入り口です。
脳の働きと人の行動は次の様な流れです。
身体が脱水症状になってきた→生命維持に水分が不足→喉が乾く→水分が欲しくなる→水分を取りに行く→水分を摂る。
そして、喉が乾いた時にやってしまいがちなことが、ゴクゴクと一気に飲んでしまう事。
心当たりありませんか?

ゴクゴクと一気に飲むと喉が満たされる感覚で渇いた欲求が満たされますが、脱水症状を補う点では身体にはすぐに水分は届きません。
身体に吸収される水分は1回あたり200-250ml=約コップ1杯分。
それ以上は尿になって身体から出ていきます。
例年のように運動し難い現状ですが、発汗や呼吸が多くなる運動前には500mlのペットボトル1本分を1時間前くらいから少しずつ飲むと良いです。
あらかじめ身体を潤して脱水症状に備える感覚です。

普段の暮らしでも、喉が乾いていない時からひと口コクンと飲む習慣をつけておくと、身体は喜びますよ。  

以上、このポイントのどれか一つでも意識してみてくださいね。
ストレス溜まりがちな流れになっていますが、みなさまお元気でお過ごしですか?
良く眠り、良く食べ、しっかり出す!を心がけて。まずはこの土用期間を乗りきりましょう。

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